感想 ∴ BAD MEDICINE -INFECTIOUS TEACHERS-
※2020年にプレイした時のメモ
※バディズン新規絵グッズが嬉しかったので布教として置いておきます〜
rejetさんとの出会いはふらりと立ち寄ったゲーム屋でパケ買いしたBWS last hopeでした
そこから月華繚乱Romanceへとrejet特有のヤバさに落ち、2014年に発売された前述作品を令和となった2020年に手に取りプレイしました!
あまりに遅すぎた気もしますが、いつやるようになってもいいようにこの6年間ネタバレは全く触れずにきた自分を褒め称えたいですね〜
プレイ前の印象としては、ひたすらOPかっこいい!いや最初は歌の中のセリフに笑っちゃうんですけど、聞けば聞くほど耳から離れなくなるというか笑
しかしそれ以外にはキャラの情報もなにもなし!なんなら高橋広樹さんと高橋直純さんが歌ってるから、映像の最初に出てくる志奴先生と凪原先生のCVがこの二人だと思ってたわ!!(違いました)
直純さんが喋る時映像にバッッチリ葛葉先生映ってましたね……
攻略順は心が感じるままに、
柳先生 → 加修先生 →志奴先生 →葛葉先生 → 東條先生 → 凪原先生 でした!
乙女ゲームは大体PVとかキャラ紹介の最初に出てくるキャラクターを最後に持って来れば後味悪くないでしょ〜〜!ってことで最初に出てくるキャラ or 好きになりそうなキャラを残すようにしてます
今回は凪原先生(顔が好き 数学教師という業)志奴先生(最初に出てくる パッケージでセンター)というわけで凪原先生をラストにしました!
このゲームに関してはどのルートからやっても特に影響はなさそうでしたね
ただ上記順番でやったわたしとしては、志奴先生から順にやったほうがいいとは思います、気持ち的に?
好きなキャラクターは柳先生と東條先生
詳しくは後述しますが、「危険すぎる教師達との、特別授業。」を期待してプレイしたので彼らはちゃんとヤバいやつで好きです
他の先生たちもおっなかなかやるな〜〜?と思うとこもありましたが柳先生と東條先生はそれを霞ませるヤバさ、そういうの待ってた!好き!
逆に言えば柳先生からはじめてしまったので、後に続く加修先生や志奴先生が「あれ……?あれ……クズじゃ……ない…………?」という現象に陥りました
でも全体から見てもこの二人、クズではない
というわけで、下記のよりキャラクター別感想
これまで以上にネタバレ配慮はありません
【志奴要】
基本的にはお節介ないい先生ですよね、志奴先生
個人的には特別指導のときに「失望した」って言われるの、やられてることはまあちょっとやりすぎだなとはなるけど普通に正論だったし、それを重く受け止めて頑張るヒナちゃんもよかった
ただ特別指導のあとも普通にお節介を焼くの志奴先生なりの優しさだったろうに、恐怖を煽る行為になっててひどいすれ違いで面白かったですね
まあ普通あんなんあったら怯えるよ、柳先生は志奴先生を見習え
志奴先生の優しさとかちょっとのお茶目さにヒナちゃんが好きになるのはちょっとわかるし、逆にヒナちゃんのひたむきな努力と危うさに志奴先生が惹かれるのもわかるな〜
ちゃんとどうして好きになったのかわかるなって感じたのは志奴先生と加修先生だけですね
崩壊エンドはrejetだ!!って感じです
ヒナちゃんをダメにした志奴先生も一緒に人殺しとしてダメになるのいいです
わたしは人形エンドが好き、志奴先生のいい声で(しかもバイノーラルで)褒められるのは最高です
【凪原大貴】
顔がいい!そして数学教師!(某アイドル育成ゲームの推しが数学教師なので……数学教師とは業……)ということで最後に持ってきた凪原先生
しかし、まさか泣きながら数学問題解かされるルートだなんて思わなかったよ!!なんでだ!!!!
正直しんどかった……わたし自身数学が得意ではない学生生活を送ってきたので、怒鳴って頭が悪いバカでクズだと言われまくるとほんとに苦しくなってしまった……ジッポをカッチカッチさせる音も怖かった……
でも凪原先生の気持ちもわかるんだよね、自分がされてきたことって繰り返すべきことじゃないってわかるのにどうしてもそのレールを進んでしまう
恋人エンドじゃなくても凪原先生はヒナちゃんにしてきたことを悔いて褒めてくれるから、99点の努力は無駄ではなかったしなにかしら凪原先生を変える何かであったということだけが救い……
あと神経質そうな眉を釣り上げた顔の立ち絵がめちゃ好きです、顔面に罪はない
【葛葉翔】
名前に葛なんて入ってるからさぞ女にだらしないドドドクズを想像してたら普通に優しいしまともな先生だった
どのエンドでもおかしなことにならない唯一のキャラクターでは?だから葛葉先生の印象が他の先生にイマイチ負けてしまっている……
この手のキャラであの崩壊エンドにしてくるとは思いませんでしたね
あと葛葉先生が一番ちゅーがえっちでした
【加修レム】
加修先生が一番ちゃんと恋愛してた
いきなり化学部に入部させられ、加修先生に振り回されるのがドタバタ学園モノ!って感じでとても楽しかった〜
人の感情がわからない系のキャラクターが愛だの恋だのを知っていって戸惑うのはやっぱり可愛いですね、恋人エンドのヒナちゃんが彼のその感情に言葉を与えずに分かる日まで待とうってなるのもよかった
そして絶対に薬盛られると思ってたらやっぱり薬盛られた、なんなら殺された
でも人形エンドがほんっとうに切なくて素敵だった……、ヒナちゃんが殺される中でさえ加修先生に寄り添ってあげるのが尊くて、そんな理解者の首を締めあげることで救われたと思ってる加修先生がもう……ほんとしんどい……
【柳遼太】
柳先生はすごいペシミストですよね
ペシミストというか、人間嫌いというか
凶悪な獣を腹に飼いながら善良な顔をしてるのが怖いし、まずこういう人間がなんで教師になったんだ!誰が教師になれなんて頼んだんだ!
このルートの良さはそんな柳先生に食ってかかっていくヒナちゃんの強さですね
気丈に振る舞うヒナちゃんをつっついていじめてからかう柳先生は本当に性格悪い〜!でもすき……
なんていうかツンデレに似た何かを感じるんですよね……ツンデレって呼ぶには可愛くなさすぎるんでなんとも形容できないのですが
薔薇園でひとりで泣いてるところに現れる柳先生はズルいよ〜〜!と思ったらおまえはそういうことを言う!!!屋上に閉じ込められて泣いてるところに現れる柳先生はズルいよ〜〜!と思ったらまたおまえはそういえことを言う!!!!っていう裏切りを繰り返された
柳先生は改心しないところがいいところだからそんなとこも含めて好きです!!!!
でも恋人エンドのヒナちゃんはどうしてそうなっちゃったの…………わたしは柳先生好きだけどヒナちゃんはどうして柳先生好きになれたの……?わたしにはわからないよ……
【東條海里】
柳先生と仲がいいとかもうさぞ東條先生もアレなんだろうと思ったら本当にアレだった、なんなら全ての元凶でしたね
彼の学園を完璧にしたいっていうのは薔薇園の薔薇のように悪いところを切除していくってことですよね、そのための特別指導官制度
たぶん矯正するのではなく、切り落とすことを前提とした制度なんだろうな……
でも物語の展開としては秘密の薔薇園に迷い込んで先生に見出される、なんてロマンチックで童話みたいですよね!源氏物語の光源氏と紫の上みたいな……
学園の伝説通り、青薔薇を見つけたヒナちゃんは自由を失い、美しくなるために東條先生に指導されていく
これが彼女の意思の伴うものなら夢物語でしたけどまあ、余計なお世話ですよね!
正直もっとヤバいことされるかと思ってましたが、そんなことはなかった
一番ヒッてなったのは薔薇園で久々に心からの笑顔を見せたヒナちゃんにどうしてって怒り出すところですね、どうしたらそうなる
結構他の先生では崩壊エンド、人形エンドが好きなんですが、東條先生に関しては恋人エンドが好きです
髪を切って眼帯を外した彼は本当に綺麗
オッドアイを隠していたのも左右非対称になるから美しくないってことですよね?だとしたらヒナちゃんのおかげで自身を認められるようになれたのは素直に良かったと思います
崩壊エンドはrejetの別の日野さんを思い出す感じがして懐かしさがありました、ていうかヒナちゃん死んでるよね?髪なんて伸びてないよね?
ざかざかと書いたので支離滅裂だったりするかもしれませんが、まあ読み返すのは自分だけなのでヨシ
総評としては手軽にできて楽しい危険さを味わえるのが良かったです!古き良きrejetという感じの作品で、またこういうの出して欲しいな〜〜と思います!
最近のrejetには疎いんですが剣が君が流行ってからそういう重厚な?ストーリーの傾向がある気がするんですよね……(剣が君はやっていません!)
シチュエーションCDもある作品なのでとりあえず柳先生のは聴きたいなーと思うので、聞き次第また感想をかけたらかきます
0コメント