感想 ∴ GARNET CRADLE Portable ~鍵の姫巫女~
今回は、GARNET CRADLE Portable ~鍵の姫巫女~のプレイを終えたのでさっくりと感想を記していきたいと思います📝
古の乙女ゲームあるあるだと思うんですが、このゲームの公式サイトってFlash対応のものだったので現在なーーんにも見れないんですよ笑
わたしはたまたまネットの海を彷徨ってる時にこのゲームを見つけたんですが、知った時にはもう公式サイトがこの有様だったのでAmazonの商品説明とかwikiをみることでしかこのゲームの情報が得られなかった……!
でもヒロインかわいいし、何より褐色の王子様……!是非ともやりたい……!となって購入していました✨
なんなら褐色の王子様と金髪の王子様っていうザ・王子様なビジュアルの男がパッケージにでっかくいたら気になっちゃいますよね
プレイしてみた印象としては、古き良き乙女ゲームだな!と思いました
あと思ったよりホラーというか謎だったり不安になる要素がストーリーに散りばめられていてびっくり😲
ソラユメやってた時を思い出した……!あれもあんなほのぼの絵なのに怖かった……!!
ざっくりいうとひょんなことで訪れた夢の世界ミフターフにおいて世界を救う姫として王様を選ばなければいけなくなってしまい、5人の王子と関わって恋をしていくというお話です
ミフターフは夢の国なので目が覚めれば現実の学園生活が待っていて、眠ってはミフターフに行って〜という現実と夢の交差がなんとも不思議な感じでした〜
恋愛過程はそれぞれ違って描かれてはいるんですが、所謂金太郎飴と呼ばれるタイプのストーリーでしたね
わたしは金太郎飴ストーリーぜんっぜん抵抗ないんですけど、若干後半この展開別ルートで見たなーーとダレる場面もあったかな🤔
でもルートをこなさないとストーリーの全貌が見えてこないのもあって、すごくのめり込んでばばばっとやってしまいました〜
大体1週間くらいでフルコンしたので、ボリュームもほどよかった😋
攻略順は 勅使河原くん → キイチ先輩 → 楓さん → 理人先輩 → サーリヤ です
サーリヤは他4人プレイ後に解放、おそらく初回はBAD ENDしか見れない仕様になってそう……
順番は特に気にせずにプレイしていいと思います〜
気持ち楓ちゃんは後ろに回した方がいいかもしれないかな?くらいですかね
下記よりキャラクター別感想
【勅使河原 透矢】
勅使河原くんは最初のメガネかけてる立ち絵がとても好みで、わっ!好きな顔!と思って攻略しはじめればまっっったくメガネの姿で出てこないという詐欺をくらいました👓メガネ詐欺許せぬ😡
というのはまあ置いておいて、勅使河原くんとはとても初々しい恋愛が繰り広げられておりましたね
初々しいを通り越して幼い、もうあれは高校生がやる恋愛ではなく小学生レベルなのでは……?という素直になれなさ……そして不器用さ…………
勅使河原くんにも負けず劣らず主人公も同様に素直じゃないし不器用だからも〜〜大変!
すごく不器用で芸術点が高いツンデレではあるんですがね〜〜ほんっっとやることなすことぜ〜〜んぶ裏目に出ちゃうんです……この子……笑
ちょっと仲良くなれた……?と思った次の瞬間にお互い傷つけあってぷんすこして離れていくんですよ
わたしは何度も、こら!勅使河原ァ!主人公!素直になれ!!と2人を叱咤しながらプレイしてました
絶対これは誰がやってもやきもきするって……
個人的にはヤケになって半ギレ怒鳴りながらの告白がかわいくて大満足でした💮あとやっぱ許婚系の展開が好きなのでそれもきゅんきゅんしました😉
その最後の最後の告白で一目惚れって明かされるんですが、お前一目惚れして最初から好きだったのにあんなことしてきたんか……?えっ……?とは思いました笑
【櫻沢 輝一郎】
キイチ先輩はこのゲームの中で1番信頼できる人間です、コミュニケーションに難がないしおおらかで本当にいい人……
勅使河原くんの後にやったのもあって、キイチ先輩はちゃんと対話できる!主人公が穏やかにキイチ先輩に惹かれていく!と安心しながらプレイしてました笑
でも女の子に体重を聞いたり、好みの女性について胸の大きさとかセンシティブなことをもりもりと開示してくれるのは正直ドン引きしちゃった……
ごめんね……わたしにはどう頑張ってもその爽やかさではカバーしきれなかったよ……
まあこれも母親がいないというのが理由で、キイチ先輩は母親がいなくなってしまった経験から大切な人に対して臆病になってしまっているんです
だからキイチ先輩も主人公に惹かれているのに距離を置こうとしてきたり……
その母親の問題を解決してくっつくというお話でした
このルートが1番主人公が恋愛していたような気がしますね😉あとキイチ王子がサーリヤと仲が良いのがとてもよかった、楽しそうなキイチ王子とサーリヤに癒されました
【白土 楓】
楓さんは主人公の幼馴染で、気付いたらパッと現れて助けてくれるとても紳士な従者でもあります
ただ主人と従者という関係性ゆえ主人公に対して常に一線を引いているのと、楓さんの妹の椿ちゃんというガードがいるのもあっていくらこっちが楓さんに惹かれてもどうしたって恋愛に発展しなさそう感がすごかったですね
相合い傘のスチルになるはずのシーンが椿ちゃんの乱入のせいで崩壊した時には、ああ……となってしまいました笑
でも楓さんが主人公の持っていた赤いビーズを恋のおまじないだと知って普段の姿からは想像つかないくらい動揺したり、
主人公がわたしの存在のせいで楓さんを縛ってしまっていると悲しくなってわたしのことはいいから好きな人作って幸せになってって言われたら半ギレで好きな人ならいますって返したりと
とてもわたし好みのかわいいすれ違い恋愛を繰り広げてくれて良かったです😉
そして楓さんはミフターフの神の使いで、現実には実態を持たない存在だったことが判明します……!それを知って必死にミフターフという夢に縋る主人公がとても切なくて泣けました😢
はっと夢から醒めたときに、夢に続きなんてないんだよって……泣きそうになるんですよ……
最終的には主人公の楓さんと椿ちゃんを思う気持ちによって、現実世界で再開して一緒になることができるんです〜〜ほんっっとによかった〜〜
そして実態を持って世界を感じて、全てが新鮮でそれをまた主人公とひとつひとつ感じたいって願いを溢すのがとても愛おしくなりました!
【西蓮寺 理人】
理人先輩は主人公が所属する生徒会の会長で、主人公が行き来する学園とミフターフの共通の記憶を持つ唯一の人物です
でも他ルートでさんっざん悪事を働いてきたので警戒度MAXで挑みました👊
こういうタイプのキャラクターは本人のルートに入るとさらに堕ちるか実はええやつやん?!ってなるパターンありますが、わたし的には後者だったかなと思いました!とてもいいシナリオだった〜👏
全て見透かしているような態度でこちらを試してくるし、なんだか底が見えないようで怖いなという印象ではあったのですが、理人先輩の事情を聞いたらもうそんなの全部吹っ飛んじゃうくらいには愛おしくなってしまいました
というのも理人先輩は姿のない妖精だったものが幼い主人公によって、王子様という姿を得るんです
だから主人公の王子様であるために、それだけのために、これまで存在し王子様たるようにあり続けて来たんですよ
そりゃ神によって作られた王子であるサーリヤを恨むし、他ルートで王様候補たちにあんなこともするわな、と納得してしまった……許せちゃった……
普段の理人先輩とのやりとりはほんっとになにを企んでいるのかわからないし、主人公が好きだっていう気持ちよりも王様になりたいって気持ちが強いように見えてしまって!笑
つい甘いシーンも穿った見方をしてしまいがちだったんですが、図書館の屋根裏での2人の静かなやりとりがとても愛しかったですね
そこではなんだか理人先輩の塗り固められた本当が見え隠れしているようできゅんきゅんしました
あとはEDの告白シーンもずるいんですよね〜〜
あんなに自信満々に口説いてた姿からは想像できないほどの弱さをこちらに晒してくれるんですよ、あれはグッときてしまいました💕
【サーリヤ】
この物語はサーリヤのための物語だった、とまでは言いませんが何周かプレイする中でどうしても思ってしまうんですよ……サーリヤを救ってあげたいと……
というものサーリヤルート以外のサーリヤはただひとり暗闇に成り果てたミフターフに残って、主人公たちを現実へ帰してくれるんです
その度に攻略対象たちは別れの場面で、それがサーリヤの望みなのかと問うんですよね
こいつらはなんて残酷なことを問うんだと不思議に思っていたんですが素直に望みを口に出せないサーリヤと、主人公と恋したことによって運命に立ち向かって望みを掴み取るサーリヤを描きたかったのかな〜なんて思いました
サーリヤは一見偉そうで強引なところもある王子なんですけど、そこにすごく不器用な優しさが隠されているところが本当にツボでした
ただ最初に主人公を結構手荒に扱ったこともあり、主人公はやたらとサーリヤを嫌い普通に面と向かって大嫌いとか言うんですよね😩あまりにもサーリヤに反抗したり怒ったりしているからこっちが逆に気疲れしてしまった……もうちょっと素直になればいいのに……笑
個人的に好きなシーンはサーリヤが謁見に来た時のお菓子を食べるシーンと、サーリヤと仲直りして柘榴を食べるシーンですね
謁見のシーンは知らない名前のお菓子がたくさん出て来て検索しながらおいしそ〜と夜中に見てました🍰ピシュマニエ食べてみたい😋
柘榴のシーンはミフターフにある神とサヤラーンの眠りに落ちる時に食べた果実の昔話を思い出して、それをなぞらえてるような神話みたいな絵ですごく好きでした
サーリヤが主人公の手が汚れないように柘榴の実を取って食べさせてくれるのですが、そのために赤く汚れたサーリヤの指見てわたしのために指を汚さなくていいのにって主人公が悲しくなるんですよ
その時はあれ?これ幸せなシーンなんじゃ……?と違和感を覚えたんですが、後からサーリヤは主人公が望まない結末を避けるために何度も何度も力を使っていたことが判明しまして!
それを知ってから見るとまるでそのことを主人公が悲しんでるように見えてしまって……
主人公の望みではなくてサーリヤの望みのために生きてほしいと、それを知る前から思っているのがいいな〜と思いました
あとやはり最後の泉での告白シーンはずるかったですね〜〜、サーリヤの声が本当に切なくて……😢ほんっとに立花さんの名演技でした
そしてこのハッピーエンドだけED曲がありましてそのお歌がすっっっごくよかった!!!
微睡む月の夜のアリアという劇中でもサーリヤが口ずさむ歌なんですけど、切なげなのに優しくて、立花さんってこんな素敵なお歌を歌う方なんだ?!とびっくりしました
全て終えて好きなルートは サーリヤ > 理人先輩、勅使河原くん、楓さん > キイチ先輩 でした
やっぱりサーリヤは頭ひとつ抜けて魅力的でしたね〜
サーリヤや理人先輩(わたし的には楓さんも)って主人公がいないとほんとに救われない存在なので、他の攻略対象より思い入れが強いかもしれないです
キイチ先輩はファンタジーのはずなのにあまりにも普通の恋愛をしていてちょっと物足りなく感じてしまったかも
そしてこの作品、わたしがプレイ前に期待しすぎていた感が否めませんね!もうちょっとそれぞれいろんな展開になると思ってたので、期待値が高かった分残念に感じてしまった……
サーリヤは立花さんの演技も含めとっても魅力的なキャラクターなのでぜひ気になった方はプレイしていただきたい、なんならお歌だけでも聞いてほしいです!
もう早いもので2021年ももうすぐ終わってしまいますね?!あと15日でなにかクリアする自信がないので今年のプレイ作品は16作品で打ち止めですかね🤔
ほんとはダイナーも年内に終えちゃいたいと思ってはいたんですが、どうしてもときメモGS3がやりたいのでそっちをやります笑
GS4も見てないエンドやスチルがいくつかあるのでのんびり並行して回収しつつ進めようかな〜
全員の真告白エンドが見れたら感想を本当に軽くまとめるつもりです😉風間くんと颯砂くんがイベント取りこぼしたせいで見れてないんです……!インハイ頑張らないと……!笑
そして1年の総評として面白かった作品を一部まとめてブログ書きたいと思ってます✌️
正直新作ゲームぜんっぜんやってないので誰の参考にもならない自己満でしかないんですけど!これはわたしのためのブログなので自己満が正義です!笑
では今回はこの辺で〜👋
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