感想 ∴ 神さまと恋ゴコロ


今回は 神さまと恋ゴコロ をプレイし終えましたので、感想を綴っていきたいと思います✝️

久々にTAKUYOさんのゲームした気がします、たぶん去年ソラユメをやって以来なんじゃないかな〜
ほのぼの系のストーリーで作業ゲーと聞いていましたが、さほど作業には苦しめられなかったのでよかったです☀️

ストーリーも優しく寄り添ってくれるような癒されるお話で、恋愛にフォーカスすると物足りなさがあるっちゃああるのですがわたしは好きでした
とにかく主人公のシスター愛梨がそれはもう出来た子で、攻略対象たちの求めるものを注いであげるのが上手なんですよね😇そんな愛梨の温かさに攻略対象とともにわたしも癒され救われてた気がします〜

ただやっぱりミニゲームをこなしてパラメーターをあげてイベントを発生させていくという形式なので、なぜこの順序でイベントが起きたんだ……?と思うこともありましたね 笑
特に懺悔イベントというのがありまして、それを発生させるためのパラメーター調整がめちゃくちゃ大変だった……!😢とあるキャラクターがまったく懺悔イベント見れなくて何周もやり直したんですよ……それだけが苦い思い出です……

あとランダムで起こる手紙のイベントもあるのですが、それはとうとう回収を諦めました……スチルは全部出したので許して欲しい……💌

攻略順は 辻宮さん → 久遠 → 誠司さん → 征都 → 昴さん → 奏良さん でした
奏良さんだけ攻略制限ありで3人攻略した後に開放されました、順序は特に気にしないでダイジョブなので好きなキャラクターからやりましょう〜


下記よりキャラクター別感想




【如月 征都】

神学校からやってきた神父見習いの1人で、ちょっと言葉が少なくてマイペースなだけで人を思いやることができるし神父見習い3人組の中では一番真っ当な人間だな〜と思いました
むしろどうして物静かな征都が久遠や辻宮さんとつるむようになったのかが想像できない 笑

最初は何かと話しかけてくる愛梨に対して、話しても双方にとって得にならないとかなかなかに酷いことを言って遠ざけようとするんですが、真っ直ぐに向き合う愛梨に少しづつ心を開いてくれます
日常のほんの少しの積み重ねで仲良くなっていくので、大きなきっかけとなる出来事があるわけではないのですがその過程がほのぼのしてて好きでした🍀

奉仕のためのペアを決める中で何故かふたりでにらめっこしちゃうシーンが、萌えるとはちょっと違うんですけどなんだか愛梨と征都らしくてよかったです 笑

征都は無口だからこそ仲良くなって愛梨に好意を持ったとき出てくる言葉が全て飾り気ないんですよね
その真っ直ぐさに度々ときめいていました❣️

あとこのルートでは愛梨も征都に刺激されて成長しているところもすごくいい👍✨
愛梨は捨てられた子でマザーと神父様のもとで育ったため、教会は彼女のいても良い場所でその場所を繋ぎ止めるためにシスター見習いになり奉仕していた
そんな愛梨が征都に出会ったことで世界が広がって教会の外のことを知りたくなるんですよ〜
征都が家の問題と向き合うために一歩踏み出したのを見て、広い世界を知りたいと変わるための一歩を踏み出したいと思うのがよかった……

ハッピーエンドは愛梨がシスターになるという夢を捨てて恋愛を取るんですがそんな愛梨に向けて征都が、神様より俺を選んだこと絶対後悔させないっていうのがすごいかっこよかったです✨
あと互いを太陽と月に例えて焦がれていると告白し合うんですがその中で、地球から光を失うことになっても愛してるっていう表現をするのもとてもロマンティックでした🌙日食ってことね 笑

【高梨 久遠】

神学校からやってきた神父見習いの1人で、主人公よりも年下でまさかの中学生!もうとにかく子供でした
教会でいろんな悪戯をするんですがそれも全て人の気を引くためなんですよね、それにしたってわざと器を割ったり仕事をサボったり迷惑極まりない……!愛梨はその都度心を砕いて久遠に接するため、この人には甘えても良いんだ!ととっても懐かれます🐶

わたしは勝手に親からの愛情不足とかなのかなと推理して、両親が亡くなっていたりするのかしら?と思っていたらそんなことはなく母親がご存命でした 笑
経済的な理由で神学校へ入れられ母親へ不信感を抱いていて、そのために人の愛情を試すようなことをたくさんしていたんですね
正直わたしはもう振り回されすぎてちょっとウンザリしちゃいました😔幼い嫉妬も可愛らしくはあるんですけど試すようなことしながらそれされてもあんまりキュンとはなりませんでしたね……

でも家の事情を背負いたくて勉強がすごく出来たり料理が上手だったり、そのために努力しているところはすごく素敵でした✨そういうところもあったはずなのに幼さで帳消しされてるのがもったいなかったなあ

一緒にアイシングクッキーを作るシーンが好きで、久遠が愛梨に似せたクッキーを作ってくれるんですがシスター服を着たものとウエディングドレスを着たものの2つ作って選ばせようとするのがちょっと可愛らしかったですね👗

最終的に母親と和解して実家に戻り家業のカフェを継ぐというエンディング☕️3年後の姿のめちゃめちゃ久遠がかっこよくなってるスチルにたまげてしまいました 笑
でも中身はちゃんと久遠で子供っぽいところが残っていて可愛らしかったです

【辻宮 兼我】

神学校からやってきた神父見習いの1人で、征都や久遠の世話をしているお兄さん的な存在です
身内と認めた者にはそれはもう甲斐甲斐しく世話を焼いてくれるんですが、そうじゃない人間にはひたすら高圧的で半ギレで突っかかってくるのでどうなることやらと思っていました🙃
なのに気が付いたら身内として受け入れられあれよあれよと言う間に依存されていてびっくり!笑

わたしの理解力が足りなくて結局なにがきっかけとなって身内に受け入れられたのかいまいちわからなかったんですよね……
たぶん征都と久遠それに辻宮さんと真摯に向き合ってきたことで少しずつ信頼を得たっていうことだと思うんですけど、それにしたって急にみんなでカードゲームやろう!とか出掛けよう!とか誘われて唐突だな〜と思ってしまった

でも愛梨が辻宮さんにとって庇護する対象となって世話をされたり甘やかされたりするのがこのルートの楽しいところでしたね✨
愛梨に近付く誠司さんと昴さんに対して威嚇していたのは個人的にツボでした❣️しかも一度とかじゃない、何度もですよ 笑

辻宮さんは人から頼られることに生きる意味を見出していて、自分から離れていく全てが怖いという人間なんですよね
だからこそ隣にいて頼ってくれる征都と久遠を異常なほど世話をしていて……

辻宮さんのなかで愛梨が自分から世話をしたい守りたいと思う大切な人になっていることを悟って、辻宮さんのために自立しようとする征都と久遠を素直に喜べず自分から離れていくと恐ろしく思ったりしてしまうんです
これはまだ理解できるんですけど自分の手から滑り落ちた皿でさえも恐ろしく感じていて、これはもはや何か病気なのでは?!と心配になりますね

しかしこの病気はどうしてそうなってしまったのかも改善することもなくエンディングを迎えます
愛梨が別れか共にいるのか選択を迫られ辻宮さんの隣にいることを選びとるんですが、それって征都と久遠の代わりの依存先になっただけなのでは……?と思えなくもない🤔

でも愛梨も辻宮さんも幸せそうにキャンパスライフを過ごしていたり、結婚式を挙げてたりするからいいのかな
一歩間違えたら相手を依存させてひとりじゃ立てなくするタイプのヤンデレになってたんじゃないかしら、そんな展開もちょっと見てみたかったかも 笑

【笠原 誠司】

愛梨をいつも気にかけて手助けしてくれるセコム系幼馴染で、教会に神父見習いの3人組がやってくることを知って愛梨を心配して教会に顔を出してくれるようになります🕊
彼はツンデレっていうか、クーデレっていうか、何とカテゴライズされるのかわからないんですけど、ツンツンしている物言いなのにその実愛梨に対してデレデレのあまあまなのが胃に優しくてよかったです
あの敬語混じりのタメ口?みたいな話し方もめちゃくちゃ好きだった……😘

誠司さんは神父様の息子で元々は父親と同様に神父になることを目指していたのですが、愛梨がシスターを目指すことを知って自分の夢と彼女の夢に疑問を抱いて辞めてしまったんですね

愛梨は神父様がいてマザーがいて誠司さんがいる教会が大切で、愛梨はシスターになって誠司さんが神父様になってそのままの形であることを望んでいたんです
けれど誠司さんは今この時が永遠でないことを知っていて愛梨がシスターになってしまったらその目は神だけを写すことになると、それが誠司さんには耐え難いと思ってしまったんですね

そしてそんな思いを抱えたまま聖職者になることはできないとその夢を諦めてしまった
神のみを見て祈るシスターに恋する神父様の罪深さったらないですよね、誠司さんは仕えるべき神に嫉妬するっていう矛盾を抱えていたんです😵

愛梨はその誠司さんの想いを受け止めて嬉しいと伝えたうえで、神父様になる夢を諦める理由にはならないとその夢を応援するんですよ!そしたらなんか神父様になるために海外に留学することになってましたよね?!
愛梨はみんなと離れないことを望んでいてそのために誠司さんに神父様になって欲しかったのに、誠司さんは他でもない愛梨を繋ぎ止めるために留学を決めるのが何とも言えませんでした……

誠司さんは愛梨と自分がとても狭い世界で生きていて神に仕えることしか選択肢がなかった愛梨を憂いてもいたのかな、なんて思ったり
幼馴染ですから、彼女が教会をいても良い場所として必死に繋ぎ止めようとしていたことは知っていたでしょうし、その愛梨の手を引いて外へ連れ出したかったのかなあなんて……明確に描かれているわけではないのでわたしの妄想ですけど……

留学する誠司さんについていくエンドと、誠司さんが神父になるのをシスター見習いをしながら待ち結婚するというエンドがありましたが、個人的には誠司さんと共に留学するエンドが好きです
やっと想いが報われた誠司さんがあまりに夢見たことが現実に起こっているからか若干挙動不審なのが可愛らしかった💕本当に誠司さんが嬉しそうで見てるこっちが幸せになりました

【東条 昴】

愛梨の幼馴染である誠司さんの親友で、誠司さんの特別である愛梨に興味を持って関わってきます
一見軽くてチャラそうに見えてめちゃめちゃ真面目というか繊細なのは手紙のやりとりをした時点でなんとなく察しましたよね、一番手紙が丁寧に返ってくるのだもの🕊

屋上に誘われて昴さん自作の絵本を読ませてもらうことで仲良くなっていくんですが、絵本の続きが気になるなら俺と付き合ってよ🌟他の子とも付き合ってるけど🌟って急に言い出した時にはほんとぶん殴ってやろうかと思いました
本当にこの男救いようがなくめんどくさいーー!!!

愛梨と誠司さんと昴さんで出掛けたときも昴さんが女の子に囲まれてしまい、愛梨に引き止めて欲しいがために連れ立って去ってしまったり!愛梨のなかに神という絶対的な存在がいることに勝手に傷ついて拒絶して他の女の子と遊ぶことに逃げたり!わたしこういう風にたくさんの女の子を傷つける男はほんとに許せないんですよね!!

昴さんにも一応事情はあって、親を亡くしたため親戚をたらい回しにされたことから人間不信で不安を感じると呼吸ができなくなってしまうという持病を持っているんです
その不安を取り除くために常に人を側に求めたり、気を紛らわせるために屋上で絵本を描いていたりしたそう……

人が離れていくことを誰より恐れているから自分から人を遠ざけるという難儀な男なんですが、それにもめげずに追い回す愛梨は忍耐強いなあと思うばかりです👏
あと誠司さんが昴さんのために彼の恋路を手伝ったり色々してあげているのがあまりにも意外でびっくりしました🤭誠司さんにとっても愛梨は特別で好きなんじゃなかったのか……?とも思わなくもないですが、まあ愛梨の気持ちも無意識に昴さんに傾いていたから……なのかな……?

屋上で呼吸できなくなって死にかけてる昴さんを助けて告白したのにあれは夢だからって言われるのあまりに恐怖だったし、さらに愛梨の好きを試すようなこと要求してくるのもいいかげんにしろ!ってなりましたよね

個人的に昴さんはハッピーエンドよりバッドエンドの方が印象が強くて、親友の舞香に頼まれて昴さんの告白に一緒に行くことで昴さんも舞香も傷つけてしまい、そのために呼吸ができなくて助けを求める昴さんの口付けを拒めないエンドが好きでした
罪悪感の味がするキスは魅力的です💋

あと昴さんが今は物語じゃないんだから現実を見てくださいって何度も何度も愛梨に諭されるんですが、それが毎夜ゲームをやって世界に入り込んでるわたしにもザックリと刺さりました🔪わたしも現実生きなきゃって思いましたね……

【日渡 奏良】

奏良さんは時々教会に顔を出しお手伝いをしている神父様です、他のキャラクターは神父見習いでしたが奏良さんは正真正銘の聖職者✝️
なので他ルートよりも恋愛感情を持つことは罪であり罰である、ということがつきまとわりそれに悩み苦しむというお話でした

最初は神父様である奏良さんに憧れて立派なシスターになれるように指導をしてもらう場面が多く、説教を受けてるような気分になりました🙃
しかも神父様とシスター見習いという関係を脱することがないのでときめくシーンなんかも序盤から中盤は少なめ

ある日街で奏良さんを見かけて挨拶したくて追いかけると、立ち入ってはいけないと言い付けられていた高台に辿り着いてしまいそれを奏良さんに咎められるんですね
その罰として奏良さんの住居である古い教会の大掃除をすることになり、そこから愛梨が教会を訪ねることが増え急接近していきます❣️

しかし高台で佇む愛梨の背を見て奏良さんが酷く取り乱したかと思うと、それからキッパリと関わりを絶たれてしまうんですね……😢愛梨の落ち込む様子がとてもかわいそうだった……

しかしその真実はというと奏良さんは5年前にあの高台で事故に遭い記憶を失っており、自分が何か罪を犯したから記憶を失うという罰を受けているんだと思い続けながら生きていたんですね

その罪とはシスターに恋愛感情を抱いたことでありその相手は愛梨だった、そのことを愛梨の背を見て思い出してしまったんです
そして罪を忘れていた時でさえ同じように愛梨に恋愛感情を抱いていた、同じ罪を2度も犯したと苦しんで遠い土地へ行くことを決心してしまった……😢

道理はわかるんです、わかるんですけど、奏良さんは自分のことばかり考えているんですよね……
愛梨が立派なシスターになってほしいから自身を遠ざけるのも、結局は奏良さんの気持ちであって奏良さんへ傾いている愛梨の気持ちなんて全く考えていないんですよ
ただひたすらにこの懺悔を聞いてなお拒絶される愛梨が可哀想で可哀想で仕方なかったです😢😢

そしてエンドがまた衝撃的でここでお互い道を分かって立派な神父とシスターとなり教会でまた出会うエンドと、奏良さんに拒絶されて逃げ出した愛梨が足を滑らせて奏良さんと同じように記憶を失うエンドなんですよ……!
神父とシスターになったとたんにイチャイチャしてキスしてってなるのもこれでええんか?!感がすごかったんですけど、やっぱり記憶を失うのはショッキングでしたね

記憶を失った愛梨を奏良さんは精一杯支えてくれて一緒に生活をしているのですが、彼女が記憶を取り戻したところで同じことの繰り返しで円満で幸せになる未来が全く見えないのがほんとにしんどい😵
罪を忘れている今だけの束の間の幸せを奏良さんも愛梨も知りながら過ごしているのが切なかったです……
でもそこで奏良さんは神父様ではいられなくなっていたということは奏良さんなりに愛梨の恋愛感情を受け入れる決意をしているってことなのかな?とも思えました




全てプレイして好きだったルートは 征都、誠司さん > 奏良さん > 辻宮さん > 久遠、昴さん の順番でした
征都も誠司さんも愛梨に救われていながら愛梨のことも支えてるようなお話だったので好きだったのかな〜と思います
なんやかんや他ルートだと愛梨が振り回されながらも真摯に向き合っていくっていう印象があったので🤔

とても楽しめましたしお話の雰囲気もわたし好みではあったんですが、もう少し補足してほしいというかお話に組み込んでほしいなと思う要素がちらほらありましたね〜
辻宮さんの人に頼られたい理由とか、誠司さんが愛梨を好きになった理由とか、奏良さんの愛梨に1度目の恋した理由とか……!いやそこ語られないんかーいってなると思うんですよ…… 笑

愛梨が結構簡単に将来の夢であるシスターを諦めて恋愛に走るっていう感想を目にすることがあったのですが、それに関しては彼女の境遇を思えばそんなに気にならなかったですね
そもそもシスターになることを夢見た理由こそ不純なのではと思わないでもないので〜

やっぱり懺悔イベントと手紙の回収の大変さ、ミニゲームの難易度もちょっと気になりました😔
わたし文章の間違い探しのミニゲームは余裕だったんですけど、パズルを時間制限内にやらないといけないやつがほんっっっとに苦手でそれはそれは苦労しました〜〜😵


それにしても最近わたしのやる乙女ゲームってだいたい寺島さんと立花さんがいるんですよね?!今回もなんとなーく積んでいたこの作品を選んだら見事にこの2人がいました 笑笑
今年 華アワセ の全編と 遙か6 をプレイしていたから余計にそう感じるのかしら〜

でも最近ほんとに立花さんの演技が好きで無意識に立花さんがいる作品を選んでいる節があるかも知れません……!なんやかんやいつも好きなキャラクターをあげると声優されてるのが立花さんだったりするし……😳

次は 十三支演義 をやるか 天涯ニ舞ウ、粋ナ花 をやるか、いっそ ドットカレシ をやるか大変悩んでおります〜〜
鉄を熱いうちに打つっていうなら 十三支演義 一択なんですけどね!もう少し悩もうかな〜と思います✨

それでは今回はこの辺で〜
さようなら🌃✨

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