感想 ∴ 遙かなる時空の中で7
今回は 遙かなる時空の中で7 をプレイし終えましたので感想を綴っていきたいと思います📝
一昔前にイケメン戦国武将ブームなんてあったように歴史モノの乙女ゲームも数々ありますが、よく考えたら戦国時代が舞台の乙女ゲームははじめてのプレイでした😳幕末以降の時代は好きで数々やっていたんですけどね!我ながらちょっとびっくりです 笑
遙かなる時空の中でシリーズ特有の龍やら神子やらの基本的な用語は前作で学んでいたのでスムーズにお話に入っていくことができました🐉
ただ現代から戦国時代にいきなりぶっ飛んでいくし実は主人公は戦国の生まれだった!っていうトンデモ展開になるのでそこは主人公たちよりわたしが戸惑ってしまいました 笑笑
まあその戸惑いも些細なもので一度飲み込んでしまえばどんどんお話にのめり込んでいけましたね😉
今作は個人的にビジュアルが好みな方が多くてどのキャラクターを最初に攻略しようか大層悩んじゃいました😶🌫️戦国時代だからかみんなデザインが華やかですよね〜もしかしたら最新作だからキャラクターデザインがイマドキっていうことなのかも?
幸村さんにお兄ちゃんに兼続さんに大和に……この辺がとっても好きなお顔です✨
ただ前作の経験から青龍組は後に持ってきた方がいい気がしたので、
兼続さん → 大和 → 武蔵くん → 長政さん → 宗矩さん → 阿国さん → 幸村さん → 五月 → 大団円
の順番で攻略いたしました🌟
大団円のみ全キャラクター攻略後のルート開放です
前作は比較的みんな一本道なお話でしたが今回はルートごとにまったくお話しが違って最後までしっかりワクワク楽しめました☺️ただその分ルートの力の入れ方の差みたいなのは感じなくもなかったけど……
前作ほど苦戦せずに周回もサクッとできたのはとてもありがたかったです🌟
下記よりキャラクター別感想
【直江 兼続】
兼続さんは八葉のなかでも大人な方なのですが、現代の文明の利器に誰よりも興味津々でウキウキといろんなものを吸収している様がすごく好きでした☺️
話してみると賢く穏やかそうにみえて案外感情が先に出てくるタイプだし、屈折してそうにみえてストレートに想いを伝えてくるし、親密に慣ればなるほどそのギャップに苦しめられました 笑
既に仕えるべき主君がいるので八葉として協力させたいなら口説き落として俺に君を必要とさせてみろ、なんて初っ端から七緒へ喧嘩をふっかけてきます!でもちゃんと真っ直ぐに、そして兼続さんの考えてるよりも一歩先を見せて、ちゃんと口説き落とすのはさすがと言ったところでした👏👏
こりゃ兼続さん七緒を好きにならざるを得ないな〜というエピソードもりだくさんで楽しかった☺️
特に好きなのは兼続さんについて茶会に参加する話で、兼続さんにゆかりのある越後布で着物を仕立てて参加するのもいじらしいですし、白米が赤米にすり替えられていた時にも機転を効かせて場を納めるのが素晴らしい👏👏そりゃ兼続さんも七緒のこと大好きになっちゃうわけですよ〜〜 笑
ここで俺は君の八葉だと言ってくれて、同時に君は俺の神子だと七緒に言い聞かせるのがときめいちゃいました✨
かと思ったら現代に帰るこのとのできなくなった七緒にプロポーズして結婚までいっちゃうのはめちゃめちゃびっくりですよね 笑
しかもそれを八葉のみんなが祝福しつつええ〜……という風にちょっと引いてるのも面白いし、秀信にも若干冷たく接されてるのがまたいい 笑笑
ルート分岐してからは関ヶ原の戦いを史実通りに辿っていくので、彼の敗戦していく道しか見えないのがしんどかったです😭
七緒が徳川家との全面戦争にならないように兼続さんを説得して直江状の内容を変えて出したのにすり替えられてしまうし、岐阜城が落ちないように現代の物を使ってまで戦争に関与しても対となる大垣城が落ちてしまうし、関ヶ原の戦いのなかで三成さんを救い出すのに結局無念のなか死んでいってしまうし……
どれだけ未来のことを知っていても七緒には変えることができないというのを切に感じるお話でした🌀七緒は龍神の神子でしかなく地で起きた争いに関しては何も変えられないというのが、彼女の頑張りをそばで見ていたからこそもどかしく悲しかった……
苦難も多々ありましたが最後には米沢で兼続さんと一緒に幸せそうに過ごしていてよかったですね☺️兼続さんが民が飢えない豊かな未来への希望を七緒を通して得て、ともにその未来への道を歩むことを望んでくれるのが嬉しかったです
【佐々木 大和】
昔から人には見えないものが見える体質ゆえに周囲に受け入れられずに生きてきて、逃げた先で出会ったのが七緒だったという幼少期のエピソードがもう……もうツボでした……!最初から七緒へ恋愛的な好意は向いてなかったにしろ、ぶっきらぼうながら五月と同様に現代に則した同じ感覚で気遣ってくれるのがどのルートでも支えになりました💝
大和のびっくりなところはほとんどのルートで現代に戻らずに戦国時代に残るところですよね!!
というのも家庭環境があまりよろしくなく、体質のせいで父親や七緒以外の周囲とわかりあうことができずにいたのでわからなくはないんですけど……
現代で生まれているのに結局そこに居場所がない、というのがあまりに救いがなくて悲しくなっちゃいました😢
わたしはてっきり七緒が彼に寄り添うことで父親とわかりあって現代で暮らしていくもんだと思い込んでいたのでなおのことショック🌀ただ理解されないから逃げるのではなく理解されなくても自分の気持ちを父親へ話して、七緒のために現代の自分とけじめをつけて戦国時代で生きていくのは彼らしかったように思います
熱中できる剣に出会って、受け入れてくれる八葉ができて、人が自分から離れてしまうことを恐れて自ら遠ざけてしまうこともありながら、最後は望んで仲間のもとへ、七緒のもとへ戻りたいとそのために努力するのが大和の成長を感じられました✨
ひとり仲間たちから離れて過ごす大和を、大和を見つけるのは誰よりも得意だ!と見つけ出して側に寄り添おうとする七緒もかわいらしかったですし、何度も何度も遠ざけようとするのに最終的に体に影響がないように一定の距離を保ちながらも側に置いちゃう大和もかわいらしかったですね☺️結局七緒に甘いのがたまらない〜
そしてずっと距離をあけて一緒にいたからこそいざその必要がなくなった時に思わず七緒を抱きしめちゃう大和もよかった❣️
そして七緒を現代だろうが戦国時代だろうがどこにいてもよくて、どこにいても帰る場所だと、頼りにしてると言ってくれるのが素敵でした😭でも乙女心的にはガッッツリ戦国時代に引き留めてくれてもよかったかななんて 笑
ま〜〜そんなこといいながら戦国時代に七緒が残ったら残ったで便りもよこさずにあっちゃこっちゃ武者修行しに出かけちゃうのも大和らしくて楽しかったです☺️
【宮本 武蔵】
武蔵くんはもうとにかく素直で明るくて優しくて、七緒を姫様と慕ってどんな時でも照らしてくれるんですよ☀️わたしのプレイ中のメモに何度もこんな太陽みたいな男の子好きにならないわけなくない?!と書いてありましたが本当にその通りの男の子です 笑
七緒も一生懸命な武蔵くんに夜食のおにぎりを作ってあげたり、レモンのはちみつ漬けを作ってあげたり、はたまた無理をしすぎていたらちゃんと止めてあげたりと何かと世話を焼いてるのもかわいかったです☺️
そういう七緒の優しさや思いやりに照れずに大好きですと簡単に言えちゃうところも武蔵くんのいいところですよね💕お互いがお互いの優しさに心を救われていて、笑顔に心を温かくするという関係がもう素敵すぎます!ただそこに恋愛的な意味が乗ってくるのはそれはもう大変に時間がかかるんですが 笑
なにより武蔵くんルートの見せ場は一度八葉が散り散りになった後に再び集結するシーンですよ!!なんと武蔵くんすこしスラリとしつつもムッキムキに成長した姿が見られるんです……!!正直めちゃめちゃよかった……!!!
しかも見た目がこうも変わったのに中身は変わりなく太陽みたいな男の子のままなのもズルいですよね😉
特に本能寺での経験から火を恐れている七緒が神子として火に立ち向かう場面があるのですが、そこでオレが姫様を支えますと自分の弱さを嫌いになる必要はないと言って抱き上げて火から遠ざけてくれるのがすごくかっこよかったです❤️🔥神子として強くあることを七緒は求められがちなので弱さをこうも受け入れそばにいてくれるのはすごく救われますよね
稽古をつけてもらっていた尊敬する師匠が京を穢している怨霊だと判明し一度はボロボロに敗れるもすぐに立ち直り鍛錬する姿はさすがでした👏そして師匠を信じ正しい道へ戻すために挑む展開はめちゃくちゃ胸熱!
師匠のもとへ向かう間にもたくさんの怨霊が立ち塞がるのですが八葉の仲間たちが駆けつけて足止めしてくれるのはもう少年漫画の典型ではありましたが結構好きでした🤟最後に残るのが大和と武蔵くんなのもいいですし背中合わせで戦っているスチルも素敵です😎
武蔵くんのまっすぐ信じる心と迷いのない剣が師匠を正気に戻し、武蔵くんに恋を教えてくれた師匠に姫様に恋をしているとこの想いとともに強くなると誓う場面もよかったです✨七緒に告白するのではなく師匠にその恋心を明かして宣言するのが武蔵くんらしいですよね 笑
けれど武蔵くんには日の本一の剣豪になるという夢があって、その夢を捨てられない自分には七緒の夢を捨てさせることができないからと一緒になる道を選ばないのがあまりに真人間すぎてよかったです
結局は七緒が武蔵くんと一緒にいることを望んで追いかけていくところを含めてとても好きでした☺️
【黒田 長政】
長政さんは現代で生きてきた七緒を一番律して導いてくれた人でした🎗️そんな長政さんに淡い恋心を抱く七緒の描かれ方がよかったですね〜すごく恋愛してる感の強いお話だったように思います☺️
現代に帰れなくなった七緒を慰めるために鞠を渡すのがすごく好きで、長政さんと別れた後もそれを大切に身につけて持っている七緒もかわいいし、その後の長政さんと再会するのが落とした鞠を追いかけた先にいて〜というのがもうドラマチックでよすぎる🌸なんか古典文学に出てきそうな一幕ですよね
まあその後に船旅で嵐に襲われて船の柱に括り付けられたときにはたまげましたけどね!!長政さんからしたら真剣だし、背景を思えばシリアスめではあるんですがこのゲームの中で一番びっくりした場面でした 笑
長政さんも七緒も互いに惹かれていることに気付きながら、家のためにその恋を選ぶことができないと自身のみならず七緒にもその恋心を殺すように何度も何度も釘を刺さすのが苦しかったです……😢でもそうしてくれる長政さんだからこそ魅力的なんですよ〜
七緒がふたりでいられる時間を惜しんで長政さんを引き留めて、それに絆されてしまう程度にはちゃんと長政さんは七緒を好きなんだなってわかるのもまた切ない😭
結局ふたりは黒田家と織田家へ別れて行き関ヶ原の戦いでは対立してしまいます
ですが七緒が一度は渡すことを諦めた対の御守りを長政さんへ渡す勇気を出したことでふたりが結ばれる運命へ向かっていったのが素敵でした🎗️
それにしたって長政さんは容赦なく織田家の岐阜城を攻めて開城させ、七緒を人質として米俵みたいに抱えて掻っ攫っていくのは強行手段すぎてびっくりしましたが 笑
けれどその後きっちり正妻として迎えるための策を用意していたのはさすが長政さんといったところでしたね👏👏
あと関ヶ原の戦場に駆けつけた七緒のことを長政さんが龍神の神子をただの女に引き摺り落としたかと覚悟を決める場面がすごく好きでした❤️🔥
【柳生 宗矩】
宗矩さんは出会い方こそ最悪で出会い頭に誘拐されかけてなんだこいつー!となりましたが気が付いたら七緒の用心棒になってたし七緒のことをなかなかに甘やかす男になっていて笑いました 笑
序盤から結構七緒に甘いし素で女たらしみたいな言葉を吐くんですよ?!でも全く下心がなく思うままに口に出しているだけだからただ素直にかっこよくてときめいてしまう💝宗矩さんルートは序盤からドギマギすることが多かったです〜〜
宗矩さんが七緒に自分を呼ぶときに吹く笛をくれるんですがそれに関連するエピソードがかわいいところたくさんで好きでした!七緒が笛を上手に吹けなくてやたらめったら吹いていたり、それが下手すぎて呼ばれてはくれるものの吹き方を教えてやらないとと宗矩さんが笑ってくれたり……あまりに癒しすぎました☺️
一番好きなのは七緒が現代に帰れなくなってしまって落ち込んでいる時にぬっと現れて何故呼ばないとむすっとしている場面ですね!!そばにいて欲しい時にも笛を吹いていいんだといってくれるのが心があったかくなりました🕊️
まあ宗矩さんは呼ばずとも七緒になにかあれば現れて助けてくれるんですけどね😉湖に引き込まれてしまいそうになったときとかも宗矩さんが助けてくれる安心感すごすぎました
宗矩さんは鬼の血を引く柳生の一族で、一族から離れ鬼の力で世界を脅かそうとするターラを追う話が本筋だったのですが、ターラを浄化し救ったかと思えば彼女のせいで蔓延してしまった大量の怨霊を浄化するために七緒がその身を龍と同化させていなくなっていた……!
宗矩さんが呆然としながら、神子は俺のすぐ目の前で笑っていたのにもうどこにもいないと、何より守るべき者は七緒だったのにと溢すのがとても苦しかったです😢
その後どんどんと七緒がいないまま時が経っていく描写が続くのも宗矩さんの心中を思うと見ていられませんでした……忙しさに身を投じてその悲しみを忘れようとしているようで痛々しくて……
けれど七緒の残した神泉苑でまた会えるという言葉を信じ続けていてくれたのは嬉しかったです
そしてちゃんと来るべき時に七緒を救い出してくれるのがさすが宗矩さんですね✨そこに至るまでの膨大な時間をこの未来を信じたからこそここまで駆けてこられたと愛してると伝えてくれるのが感動的でした💘
長く隔てられていたからこそ一緒にいられることへの喜びもひとしおですね😌あんなにもやるべきことにしばられていた宗矩さんが自分の欲を出して七緒と一緒のいる時間を作りのどかに過ごしているだけでウルッときてしまいました
【阿国】
阿国さんは美しくて強かな印象があるのに、夜になると男性の姿でさめざめと涙を流しているのがすごく危うくて気にせずにはいられませんでした🦋放っておけないと思わせるのに、夜の彼には近付きすぎたら、知りすぎたら消えていってしまいそうな儚さもありますよね
でも七緒はその男性を阿国さんだとはつゆも思わず女性と勘違いしているっていうのがまた王道ながら好きな展開です😉同性のように接しているからこそ隙があったり、軽口のように好きだと伝えられても恋愛的な好きだなんて思わず全くその返事をしなかったり!笑
男性だとちゃんと理解しても阿国さんの中性的な美しさと気安さゆえにあんまり恋愛っぽい雰囲気にならなかったのだけ少しもったいなかった気はします🌀
阿国さんは七緒が現代に帰れなくなってしまって落ち込んでいる時点でずっと側にいてあげると言ってくれるのが個人的にすごく嬉しかったんですよ〜
他の八葉はそれぞれなすべきことがあって散り散りになってしまいがちなので、どのルートでも寄り添っていようとついてきてくれるのがいいですよね☺️
実は七緒の婚約者だったというのが判明してなおのことそこにグッときました✨婚約者ではなくなって名前を偽っていても側にいたいと支えたいと思ってくれるのって素敵すぎる!!
阿国さんは七緒の父親が亡くなったこと、辛い目に遭って現代に飛んだこと、これらを一緒にいることで思い出してしまうと自身の正体を必死に隠していたというのもあまりに優しすぎて苦しくなりました
それを知られて七緒の前から何も言わずに逃げ去ろうとするのがまた切なくてよかった😢
阿国さんは一族が滅んでいくなかで生き残り罪悪感を呪いのように抱えたまま生きていて、けれどガラシャさんという一族の生き残りから家に囚われず心のままに生きることを肯定され救われる
立ち向かう勇気を与えたのは七緒ではありましたが、その心を肯定して救えたのは親族であるガラシャさんというのがよかったです
また最後に対峙するのが阿国さんと同じように足利という家に囚われた平島さんと阿国さんの父親の怨霊なのも、これから自由に生きていくために乗り越えるべきもののように立ち塞がるいい構成だなと思いました!
【真田 幸村】
幸村さんは真っ直ぐで優しくて、少しかぶいたところもありながら正直正統派ヒーローすぎて最初は魅力を見出すことができなかったりしました🌀
でも幸村さんは最初から最後までずっとこのまま真っ直ぐで優しいままなんです、どんな辛いことが七緒にあってもそのままに接してくれるのがとても救いになりました
七緒が呪術に犯されたときも、兄の怨霊を倒したときも、現代へ帰れなくなってしまったときも、その真っ直ぐな強さと優しさで奮い立たせてくれるのがとてもよかったです✨
ただその真っ直ぐな優しさはときに幸村さん自身を危うくしているようにも見えて、いつかどこかで抱え込みきれずに倒れてしまいそうにも見えていました😢
三成さんから亡き後秀頼くんと淀殿を託されたり、旧友の三成さんと兼続さんからはお前は義を曲げない男だと言われ続けていたり……一歩間違えれば呪いになりそうな言葉をたくさん受けているんですよね……
なんなら挙げ句の果てには五月からも幸村なら七緒が龍神にならないように努めてくれると思っていたなんて勝手な理想をぶつけて怒られる場面もあるし
わたしはどうか幸村さんがなににも縛られない生をまっとうしてくれ……と苦しんでいました 笑
現代に帰れなくなった七緒を一度は上田へ誘うのですが秀信を理由に断られ、けれど二度目の誘いは無事成就して安心しました☺️
そこで幸村さんが七緒に一度受け取られなかった反物を着物に拵えてプレゼントするのですが、そのスチルがとてもかわいくてすきです!幸村さんの表情があまりに年相応にはにかんでいて……戦国の世では許されなかったであろう表情を七緒とともに過ごすことで惹き出ていたのがあまりによすぎました😭
そんな幸せも束の間関ヶ原の戦いへ話は進んでいき、それとともに七緒が龍神の神子の力を使うたびに体調不良を頻発させ果てには龍神そのものに成り果ててしまうことが発覚します
七緒は浄化のためならば人の姿を失ったとしても構わないと、他が止めるのを聞かずに進み、幸村さんはその姿を見て七緒と家族になりたいと告白をしてくれるんです😢😢
神子の役目を放棄して人として過ごすことも選択肢としては選べるんですが、その先では幸村さんとは幸せになれないのがまた酷い……
世界を救って龍神となった七緒に幸村さんは人の世でなすべきことを終えたら迎えに来てほしいと託します
そして最後の戦いの場で絶望しかけた幸村さんに雨が降る、そこでわたしの姫が来てくれたと気付く場面は涙なしでは読み進めることができませんでした😢
龍神と成り果ててしまった七緒が幸村さんとの約束を覚えていたこと、彼の心を汲んで希望を途絶えさせないようにしたこと、どれもがあまりに優しくて悲しくて……
そして人の生を終えた幸村さんを龍神のいる神域へと誘い永遠の幸せを手に入れます🎗️
こんな真っ直ぐで優しいふたりが人としての幸せを望めなかったのは切なくもありましたが、お互い心のままに生をまっとうできなければ幸せにはなれなかったんだと思います
穏やかに過ごして欲しいと思うばかりです
【天野 五月】
五月は七緒の兄で歴史オタクで陰陽師もできる公認会計士志望の妹大好きスーパーお兄ちゃん😎慣れない戦国時代へ飛んできながらなににおいても頼りになる五月がお話を動かすのに便利すぎてちょっと面白かったです 笑
七緒は拾われて育てられた子とはつゆも知らなかったので五月を血のつながった兄として慕っていたのに、序盤にその事実を明かして兄という立場を取っ払ってそのままの自分で七緒を支えたい、ただの天野五月としてそばにいる、と宣言されたのはちょっとびっくりしました
わたしには天野五月という男として自分を見て欲しいと七緒をかわいい妹ではなく女として見ているという宣言にも見えて、自分が七緒の立場だったら兄から男へと変容してしまうのが恐ろしく感じてしまうかもななんて考えたり🌀
実際このルートでは五月の七緒への愛がかなり重めでいろいろとすれ違いがちになっちゃうのがしんどいんですよ……
五月は誰よりも早く七緒が龍神の神子ではなく龍神であることに気付き、それをひとりで抱え込んで七緒が人の姿を失わないように暗躍します
神子の力をなるべく使わせないようにしたり、岐阜城へ閉じ込めたり、果てには騙すように現代へ連れていって戦国時代へ戻れないようにしちゃう?!
現代に閉じ込められた七緒は結局五月とわかりあうのではなく龍神の力で世界を越えてしまうし、その先で五月の意に反して飛び出してしまった七緒をわかっていたようにあっけらかんと迎える五月も少し恐ろしかった……😱
七緒を縛り付けていたけれど五月自身が龍神である七緒にとっては意味をなさないものだと理解しながらしていたと思うと切ないですね
結局龍神と成り果てて人としての自らを忘却してしまった七緒に呼びかけて人の姿へ戻すのは、その重すぎにも思える七緒を失いたくないという五月の執念の勝利って感じでした💌
このルートでは三成さんが生き別れた五月の兄だと判明し、死の淵から救い出すお話もあるのですが、助けたと思ったら次の瞬間には勝手に戦国に戻ってしまってなんだかうやむやになってしまったのがちょっと残念でした🌀
ただ珍しく七緒が戦国ではなく現代へ戻る選択を取るのがよかったです✨七緒が龍神の役目をのちの龍神に託して本当の意味で人となったから見られたエンディングなのかもしれませんね
全て終えて好きなルートは 兼続さん・幸村さん> 大和・宗矩さん・五月 > 武蔵くん・長政さん・阿国さん でした🌸
とにかくもう最初にプレイした兼続さんに全部持ってかれてしまうくらいには兼続さんがツボすぎました!!めっちゃ兼続さんすき!!!!
でもストーリーとしては幸村さんが圧倒的ヒーローすぎました、人間として生きてる間は幸せにはなれなかったけど……
好きなタイミングで現代に帰れるというのが面白いなと思いつつ思ったよりも恋愛面で活きることがなくてちょっと残念でした🌀
あとやっぱり全体的に糖度がちょっと足りなくて、もっと!もっといちゃいちゃしていいんだけど!ってなりますよね〜〜?!
わたしは糖度が足りなくてDLCを買ったのである意味戦略としては成功してるのかもしれません 笑
こちらもプレイしたらまた軽く感想書きたいなと思ってます👊
というわけで 遙かなる時空の中で7 の感想でした📝
プレイ自体は一か月くらいで終えてたのに感想を書くのを先延ばしにしすぎて莫大な時間がかかりました……次はないようにしたい…………
次は何をやろうか永遠に悩んでます🌀軽めのラブコメみたいなのがやりたいな〜という気持ちですが手持ちにあるのかな🤔
というわけで今回はここまで
ではまた〜🕊️
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